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幹細胞治療

幹細胞治療

間葉系幹細胞による再生医療

脂肪組織や骨髄から得られる間葉系幹細胞は、脂肪細胞及び骨芽細胞や軟骨細胞・筋細胞・神経細胞・血管内皮細胞・肝細胞などの様々な細胞への分化能力を持っています。 さらに、活性物質を分泌することで体内の損傷した部分を修復する働きがあります。
中でも皮下脂肪組織には、増殖力の高い間葉系幹細胞が豊富に含まれています。
幹細胞治療とは、患者様の腹部から10〜20g程の脂肪組織を採取し、細胞培養加工施設という国の許可を受けた施設で、間葉系幹細胞を分離・培養及び増殖させて患者様ご本人に点滴投与でお戻しする治療です。 投与された幹細胞により、人間の身体に備わっている免疫が反応して体内の修復を要する組織の再生を促し、幹細胞が持つ抗炎症作用や、異常な免疫の抑制など、損傷した細胞や老化した細胞の修復が期待できます。
脂肪組織から分離・培養・増殖させた間葉系幹細胞を用いた再生医療は、変形性膝関節症をはじめとした関節障害や肝障害だけに留まらず、皮膚の損傷や腎疾患、抗炎症による自己免疫疾患など、今後は対象疾患をさらに広げ、様々な病気への臨床応用が開始されています。

間葉系幹細胞による再生医療

幹細胞の特性と種類

幹細胞には分裂して増殖する『自己複製能力』と他の組織細胞に変化する『分化能力』の特性があります。
同じ成体幹細胞としては、脂肪由来の他には骨髄・臍帯(さいたい)・胎盤由来がありますが、中でも脂肪由来の幹細胞は比較的採取が容易で、多量採取が可能なことから注目を集めています。

幹細胞の特性と種類

幹細胞治療で期待できる効果

老化により劣化した組織に対して、私たちの身体に元々備わっている自己修復能力を幹細胞が活性化させることで修復します。 幹細胞が分泌する成長因子やサイトカイン、エクソソームによる組織の再生促進の効果で、幹細胞治療では、既存の治療法では効かなかった病状の改善を含め、さまざまな病気への応用が期待されています。

効果一覧

当院の幹細胞治療

※効果には個人差が
ございます

【肝障害治療】への応用

間葉系幹細胞は肝障害治療に効果を発揮することが期待されています。
これまでにも間葉系幹細胞から分泌されるさまざまな生理活性物質が、肝臓の炎症を抑えたり、幹細胞の増殖を助けたりすることで肝機能の回復を促すことが動物実験や臨床データによって示されています。

肝障害治療

【ひざ関節障害治療】への応用

ひざ等の関節の痛みを緩和し、機能改善が望めるとして、間葉系幹細胞を用いた治療法が非常に効果的であると報告されています。

ひざ関節障害治療

治療の流れ

Step 1
診察・血液検査 診察によりこれまでの治療を確認し、病状の進行具合・障害の程度に応じて幹細胞治療の適応など、治療方針を相談します。また、血液検査を行います。
Step 2
採血・脂肪採取 患者様の腹部から約10〜20gぐらいの脂肪組織を採取します。また、培養時の栄養分をとるために必要な血液を30〜60mlほど採血します。
採取した検体は国の許可を受けた細胞培養加工施設に運び込まれます。
Step 3
抽出・培養 細胞培養加工施設において脂肪組織から間葉系幹細胞を分離・培養を行い、幹細胞を増殖させます。
Step 4
点滴投与・評価 培養した間葉系幹細胞を静脈への点滴投与で患者様ご本人の体内にお戻しいたします。投与後は、担当医と相談したスケジュールで経過観察をおこないます。
施術の流れ

よくあるご質問

痩せているのですが、脂肪はどのくらい採取しますか?
通常は患者様の腹部から約10〜20gぐらいの脂肪組織を採取します。腹部の脂肪が少ない方の場合、大腿部または臀部の脂肪を採取することもあります。
脂肪採取をする時に痛みはありますか?
麻酔注射の際には若干注入時の痛みを伴いますが、採取の際は局所麻酔の効果で、ほとんど痛みはありません。
幹細胞治療を受けるには入院が必要ですか?
幹細胞治療は手術を必要としない治療法のため、入院の必要がありません。
幹細胞を投与することでがんのリスクや副作用はありませんか?
患者様ご自身から採取した幹細胞を培養しますので、副作用はほとんどないと考えられます。厚生労働省への申請に沿った安全管理を徹底しております。脂肪由来の幹細胞はがん化するリスクが低く、これまでにそのような事例は報告されていません。

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